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◆計画に基づいた実行⑤竹林整備2年目アフター

1年目フルで頑張った僕らは、間違いなく技術力が上がった。段取りが出来るようになった。道具をうまく使えるようになった。

​今年は楽しくなるぞ~~~(^^)/

​やる気満々でスタート!

しかし!!

隊長!2年目最初の一本目(強風で倒れかかっていた竹)を切った時!

切りきった瞬間!竹が跳ね上がり、顔面を殴打!唇を切り、はれ上がり血だらけ。

慣れからくる不注意!

痛みよりも、恥ずかしさの方が大きかった。情けない気持ちの方が大きかった。

竹林整備は気を張っていないと、危ないという事を身をもって知った。

その後は最新の注意で安全に気を付けた。

​「慣れ過ぎてはいけない仕事」という事を肝に銘じた。

​2年目9ヵ所の整備前・整備後写真

2017年10月

​K現場作業前

2018年2月

​K現場作業後

2017年10月

​S現場作業前

2018年2月

​S現場作業後

2017年10月

​B現場作業前

2018年2月

​B現場作業後

2017年10月

​B2現場作業前

2018年2月

​B2現場作業後

2017年10月

​M現場作業前

2018年2月

​M現場作業後

2017年10月

​A現場作業前

2018年2月

​A現場作業後

2017年10月

​N現場作業前

2018年2月

​N現場作業後

2017年10月

​N2現場作業前

2018年2月

​N2現場作業後

2017年10月

​K2現場作業前

2018年2月

​K2現場作業後

2017年10月

​I現場作業前

2018年2月

​K2現場作業後

2017年10月

​N3現場作業前

2018年2月

​N3現場作業後

2018年2月27日​

無事に9現場の竹林整備が終了し、街が更にきれいになった。

「危ない・暗い・怖い」と呼ばれていた場所は、「うわー綺麗だね~」と

観光客や、ウォーキングする人達に評判の場所になり、小学生や幼稚園生の遠足コースになった。

全く光が入らなかった林内には、さわやかな光が差し、4月にはきれいで肉厚のおいしいタケノコが出る。

そのタケノコを販売し収入を得て、また竹林をきれいにする活動にあてる。

今は、メンマや水煮に加工し、美山のおいしいタケノコを特産品に出来ないか?チャレンジしたいと試作を行っている。

美山未来つなぎ隊には、料理人がいて、歴史に精通している人がいて、PRにたけた人間がいて、計算・会計が出来るプロがいる。農業・林業・景観づくりのプロもいる。デザインのプロもいる。

そのメンバーが一つの目標に対して各々の持てる力を発揮することで、

一人では「出来ない」がみんなでは「出来る」に変わるという事がなんとなくわかった。

昔から言われている言葉。

「人」が変われば、周りも変わる。

周りが変われば、仕事が変わる。

​仕事が変われば、地域が変わる。

地域が変われば、発展する。

そんな大げさなことじゃないけど、

今の美山も変わらないでいい所は変わらないでいい。

美山誕生から400年の歴史を500年、600年、守り続ける為に

今の時代の僕たちは

地域での動き方や働き方を時代に合わせて、少しだけ変える。

その為に自分達は前よりももっと地域愛を持つ人間に変わる。

そんな思いにさせてくれたのが今回の竹林整備です。

何も知らなかった自分達に

この事業を勧めてくれた鹿児島県地域振興局さんに感謝、

その事業を一緒に受け入れて事務手続きなどをしてくださる、

日置市役所さんにも感謝。

そして竹林の所有者さんとの橋渡し・契約などをしていただく、

美山地区公民館さんにも感謝致します。

この人達がいなければ、すべて出来なかった事です。

 

​この場を借りて御礼申し上げます。「ありがとうございます。」

DSC_2223.JPG

支出

総作業日数 240日 (竹林整備以外も含む)

竹林総作業時間471.75時間

その他作業時間319.85時間

総人件費 825.075円

お茶代 52,200円

私物使用料(草払い機・チェーンソー燃料代)  43,800円

軽トラ使用料  36,000円

看板製作 標柱2・立て看板3 74,000円

消耗品  27,503円

保険料 6,400円

​シイタケ駒 7,128円

管理・会計報酬     45,000円

地域貢献寄付金 50,000円

他もろもろで、

総支出 1,196,519円

収入 

出資金(4名) 40,000円

生竹販売 約22,176キロ 110,880円(キロ5円)

生竹日置市補助金 約21,740キロ 108,700円(キロ5円)

たけのこ販売  27,296円(30%)残り70%は個人日当

地域困り事(ひえ取り・ソファー運びなど)95,000円

竹炭・木炭・竹ほうき 14,300円

その他収入 62,151円

補助事業費 1,065,960円

総収入 1,514,495円

2017年度収支計 +317,976円 

次期繰り越し額=675,394円

(前年度繰越額357,328円+今年度317,976円)

​1年目現場4年間・2年目5年間の管理費用としての繰越金

結論として、課題を魅力に変えるチャレンジでは、

上記のように2年間で知恵を使い、汗をかき、収入を増やすことで、管理をするための予算を残すことが出来た。

そして、間違いなく2年間必死で竹林整備をして、田舎で生きる為の技術力がついた

これを継続するために、

知恵と汗と金を出す事はとても重要だと再認識した。

​更に田舎で認めてもらうには、経験と信頼と技術力が必要だとわかった。

​来年はこれにチャレンジだ!

10.22池田現場作業後.jpg
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