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◆計画に基づいた実行④竹林整備2年目 ビフォー

 昨年のつなぎ隊の動きを見ていた、美山を愛する美山人の19歳大学生・49歳農業講師・67歳地元の先輩、3名の素敵なメンバーが加わり、13名の新体制でスタート!

まずはみんなで会を開き、1年目かなり大変だったけど、

2年目もやるか?やらないか?を話し合いました。

全員一致で「やる!」みんな目をキラキラさせて、自信あふれる表情。

やっぱり、経験は人に自信と知恵と挑戦する気持ちを与えてくれます。

2年目の現場は9ヵ所 3998㎡+1年目の整備場所3141㎡の管理

9ヵ所の手を入れる前の状況はこちら↓

めっちゃ荒れてる~~~( ;∀;)

2017年10月 

​K現場

2017年10月 

​S現場

2017年10月 

​B現場

2017年10月 

​B現場2

2017年10月 

​M現場

2017年10月 

​N現場

2017年10月 

​A現場

2017年10月 

​K現場2

2017年10月 

​I 現場

田舎のプロフェショナルを目指す。持続する仕組みづくりにチャレンジ

​​作業前の記念写真 おっしゃ=やるぞ~~(^^)/

​後ろ荒れてます^^でも、すぐにきれいにしてあげるからね~

僕らの挑戦

挑戦の仕組みといろんな影響

ここで、ちょっとインタビュー​

​つなぎ隊メンバーに竹林整備の醍醐味と苦しさ・楽しさについてお話聞きます。

Q、こんなにすごい荒れた竹林入るの怖くないですか?

A,めっちゃ怖いです。だってまだ見たことないけど、マムシはいるし、蚊は多いし、竹は跳ねるし、ダニはいるし、ヒルもいますもんね~、一人でやってると暗いからなんか出そうだし^^何よりしんどい(高校の夏の部活みたい)

Q、そんなに怖いし、しんどいのに何でやるんですか?

A,えっ!それ聞く?

かっこよく言うと、そこに荒れた竹林があるから!

​そして、それを管理できない(金銭的にも・体力的にも)困ってる人がいるから。やれば、困ってる人を助ける上に、街もきれいになるし、景観も良くなるし、子供たちにも観光客にも安心した場を提供できる。しかも継続する仕組みさえ作っとけば、小遣いも稼げるしね^^あと、竹林の中で無心に作業してるとストレス解消でさいっこうに気持ちいいよ!

Q、なんか楽しそうにお話してますけど、どんな所に楽しみがありますか?

A,竹林整備してる時は真剣だし、一生懸命してるから、楽しいとは感じない、終わった後は腕パンパンで、疲れすぎてきついし^^

でも、なにがいいかって、その後のお風呂が格別に気持ちいいし、ビールも今までに比べたら格段にうまいし、ご飯もめっちゃおいしい、筋肉ついていい体になるし、寝るのも熟睡できる。一緒に頑張る仲間がいるのも最高!そんで、一番は自分が綺麗にした場所をもう一回見返した時にとてつもなく、頑張った自分をほめたいし、うれしくなるがよ。

​こんな感情、この年になって得られている事が身震いするほどうれしい。

Q、竹林整備から将来の夢とか理想とかありますか?

A,夢なのか理想なのか?わからないけど、みんなで話しているのは、

地域の困り事や課題を地域で解決する事が出来ればなぁって思ってます。​

​例えば、竹林整備に関しても、通常は予算があれば業者に頼みます。

でも、その後の管理は?予算は?となった時に

ほっとくか?

地域でボランティアで管理を続けるか?

また予算組んで業者に頼み続けるか?

または、元々個人のものなのでその人にやってもらうか?の4択しかない。

結果的に、だれがやるを決める事が出来ず、「ほっとく」という選択となります。

そこに、地元の人間で竹林整備をしたことがある人、またはできる技術を持った人間がいて、気軽に頼める環境があり、自分達で予算を作る事が出来る人たちがいれば、会議で下を向き、いつまでも決められない状況にはならない。

空き家問題も含めて、先行かない課題が今後出てくるので、それを先回りして、出来る人間を地域の中で、育ててゆく、そしてそれを続けてゆく、その為の仕組みづくり、計画づくりにチャレンジしたい。

​それが夢というか理想というか目的

​​

Q、竹林整備で稼いだお金は何に使ってるんですか?

A,えっと、僕は基本的には軽トラックを買うために嫁さんにお金出してもらったので、そのお金分ぐらいは稼ぎたいと思ってます。あとはのこぎりとか作業着とか長靴とかに使ってます。奥さんとの月に2度行く外食。^^

 

 

A,ですよ~そんなつもりはないんですけど、そうなります^^

で、良く「稼いでよかね~」って言われるんですけど、あんまりうれしくない言葉です。言ってきた人に自分もやればいいじゃんって思います。

自分の空いた時間で基本「休み」を利用して作業してます。

本気で稼ぐだけを考えて作業するなら、本業の方がその時間を使えば、何倍も稼げるし、危なくない。はっきり言ってみんな稼ぐためにやっているんじゃない。街をきれいにする為にやってます。

A,もちろん、地域主体の奉仕作業はいつでも出ます。でも「奉仕作業」は向上心・責任感・時間効率をあまり考えなくていいので、基本的に誰でもできる作業が基本です。

僕らがやっている竹林整備には不向きだと思います。

何が危なくてどんな時にけがするなど危機管理を学ぶ、将来いつでもどんな場合でも頼まれれば出来る技術の向上を求める、チームとして作業後報告をする義務・全体を動かす管理、ケガが出た時の責任を負う管理者の労力を考えると無償では誰もやる人はいません。しかも人の所有地です。適当には絶対にできません。

でもそういったリスクがあっても、僕たちはやりたい。

だから最初に1万円出資して保険に入る、ヘルメットを付ける、講習も受ける。ケガをしないように万が一に備える。一人でしてはいけない作業はしない

僕らは仕事だから、ちゃんと注意もします。

​仕事だから、ちゃんと休憩時間も作る。仕事だから納期を守る。

大事な時間を使うのに、無責任にぼちぼちなんてしてられないです。

もちろん本業がなくなって、年金をもらうようになったらぼちぼちしますけどね。でもその頃は圧倒的な技術力と経験で今よりも体力はなくても、ぼちぼちしてても早いと思います^^

僕たちは「稼ぐ」事で責任を持ち、「稼ぐ」事で継続出来る力をつけ、

「稼ぐ」事で確かな技術力をつけたいと思ってます。

Q、ほとんど、竹林整備用の車とか道具ですね!

Q、じゃあ、ボランティアや奉仕作業としては出来ないんですか?

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