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​計画に基づいた実行⑥竹垣制作

​2015年から美山に少しづつ竹垣・笹垣を道路際や、竹林整備場所に

制作しています。

美山にはとても竹垣が似合います。​

竹林が元々多い場所で、地元のおじいちゃん・おばあちゃんに聞くと、

「昔はなぁ、みんな家と家の境は竹垣を作って、正月前にはみんなで竹垣をきれいにするのがならわしやったと」と話してくれます。

だから、3年前に竹林整備をする事と竹垣を作る事を決めた時に、

参考にしたのは、鹿児島国際大学さんに収蔵されていた、約60年前の美山の

まちの風景写真です。

​※下記の白黒写真4枚は鹿児島国際大学様提供のものです。

1960年代の美山のメインストリート

昔も変わらず、街が綺麗です。竹垣も丁寧に作られてます。

​奥にはわらぶき屋根のお宅もあります。

1960年代の美山の民地の庭

昭和初期、水道がまだ普及されていない時は水がめ(美山ではハンズと呼ばれていた)​の製造が苗代川(現美山)では盛んに行われていた。

​奥も竹垣。庭には大量のハンズが美山ならでは。

1960年代の美山のメインストリート

上記写真とは別角度の石垣と竹垣が綺麗なメインストリートの写真。

​写真真ん中右の竹垣前にある白い表札には薩摩、郷中教育の言葉が書かれています。

上の写真をUPにしたもの

薩摩 郷中教育の有名な言葉

​「うそを言うな・まけるな・弱いものをいじめるな」が記されています。

朝鮮がルーツのこの村で、薩摩の教育が根付いています。

​わらぶき屋根の天井にも竹がうまく使用されてますね~

3年前から作り始めた美山の竹垣制作分です^^

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